このサイトについて
美味しい干し芋、乾燥芋が食べたい!!!
でも、どんな干し芋が美味しいの?
そんなアナタのために、私が自腹で干し芋、乾燥芋、たまにお芋のお菓子を買って食べた感想を紹介するサイトです。
通販サイトを見ると「幻の」、「絶品の」、「奇跡の」干し芋と紹介されていますが、そりゃ自社製品なので素敵な形容詞を付加して販売しています。そこで私が本当にそれ美味しいの?と食べ比べてみなさんに紹介していきたいと思います。
そもそもこのサイトは、私(芋男)が干し芋が大好きであるため作りました。
このサイトを作る前までは、ただ単に冬場の美味しいおやつとして頂いておりました。
しかし、干し芋ってスーパーで売られているさつまいもの値段を考えると、ちょっと高くないか?
そもそも干し芋って、ただ単に芋を蒸して干すだけで出来るだろうと思って、自分でさつまいもを蒸して干して自作して見た所、美味しくない...
ネットで調べてみた所、干し芋にするさつまいもには干し芋専用の品種がある事が分かりました。
そこで、いろいろな品種を取り寄せて食べ比べると甘み、芋の風味、甘み、食感、旨味、が全然違うじゃないか!!!
もし私と同じ干し芋好きの人がこのサイトを訪れてくれたなら、ここから好きな、干し芋のタイプ(平干し、丸干し、角切りなど)、品種(玉豊、いずみ、安納芋など)、メーカーなどに出会って頂ければと思います。
干し芋は、食物繊維を多く含んでいるので整腸作用があります。またビタミンB1やビタミンC、カリウムにも富んでおり、なんと言っても芋を干しただけなので無添加!そう、オーガニックフード(organic food)なのです。さらに最近は有機栽培の干し芋も増えてきています。私もスナック菓子が大好きですし、ポテトチップも大好物です。しかし、スナック菓子には添加物が入っているし、塩分を取りすぎてしまうかもしれません。それなら、干し芋を食べていたほうが安全で健康的なんじゃないか...私の思い込みかもしれませんが。(笑)
干し芋(ほしいも)とは
干し芋(ほしいも)とは、さつまいもを蒸して乾燥させた食べ物です。
通常、スーパーやコンビニなどでは、平干しとよばれるタイプの厚さ1cm前後に切られた平たい干し芋が売られていますが、さつまいもを、そのまま干した丸干しや角切りに切った角切りなどがあり、味のベースは同じですが切りたかによって、食感、風味、甘み、しっとり具合などが異なってきます。
さつまいもといってもいろいろな品種がありますが、スーパー、コンビニで売られている干し芋の8割が玉豊(たまゆたか)とよばれる品種より作られています。
たまに、密芋とよばれている甘い安納芋を使ったものや、紫芋を使ったアントシアニン豊富な紫色のものも店頭で見かけます。
しかし希少価値が高い品種の干し芋は、現地の販売所、高級スーパー、ネットでしか買えません。
干し芋の産地
生産量の8割以上が茨城県で生産されています。冬のからっ風が強い地域が芋を干すのに適しているため群馬県や静岡県、その他静岡、長崎、鹿児島などで生産されています。
干し芋の種類
平干し(ひらぼし)
定番の干し芋。一片が長さ10~15cm、幅5cm程度の細長く薄い板状をしている干し芋のことをいう。通常スーパーなどで売られている商品はこのタイプのものです。
丸干し(まるぼし)
薄切りにしないまま干した「丸干しいも」と呼ばれる長さ10cmの干し芋のことをいう。主に小さい芋をそのまま干して作る。1つでも食べごたえがあり、お芋そのものを食べている感覚が得られるタイプのものです。天日干しの期間が平干しより長いため、平干しの干し芋より値段が若干高めです。
角切り(かくぎり)
長さ10cm、直径2~3cm程度の干し芋のことをいう。丸干し同様に1つでも食べごたえがあるが、大きい芋を角切りにきっている為、お芋のスティックを食べている感覚が得られるタイプのものです。丸干しはやらかい物が多いが、こちらは角ばっているため噛みごたえがあります。
干し芋の品種
玉豊(たまゆたか)
名前の通り、玉のような形が特徴の玉豊。作りやすく収穫量が多いため、かつては流通している干し芋の8~9割が玉豊でしたが、最近は新興勢力の紅はるかに押され気味です、スーパーでしか干し芋を買ったことが無いという人はこの干し芋しか食べたことが無いかもしれません。パッケージの原材料名に、ただたんに「サツマイモ」と書かれている商品はほとんど玉豊だと思われます。ど定番の干し芋ですが、長年親しまれてきたスタンダードな味なので飽きがこないです。
泉(いずみ)
育ちにくいため、玉豊に比べて収穫量が3割程落ちます。また皮むきの手間がかかるため茨城県ではごくわずかしか生産されていませんが、なぜか静岡産干し芋では一般的な品種です。いずみは、独特の強い甘みと、やわらかく粘るような食感が特徴です。普段とはちょっと違った美味しい干し芋が食べたいや、干し芋好きのあの人への贈答品などにお勧めです。
紅はるか(べにはるか)
安納芋より甘いとされている紅はるかは、焼き芋として評価が高く、JA全農大分では一定の基準を満たした紅はるかを「甘太くん」というブランド名で販売しているほどです。そのため、糖分がたっぷり入って甘みが強く、柔らかい食感が特徴です。2010年3月に品種登録された比較的新しい品種ですが、今最も流通している干し芋なのではないかと思います。黄金、こがね○○の干し芋と売られている商品はたいてい紅はるかが使われています。兎に角甘い干し芋が食べたい人にお勧めです。
安納蜜嬉(あんのうみつき)、蜜嬉(みつき)
主に、種子島(鹿児島)で生産されている品種です。干し芋では食べたことは無いけれど、焼き芋でなら食べたことがあるという人もいるのではないでしょうか?水分を多く含んでおり、蜜のような甘さがあるので蜜嬉と名付けられました。完熟のマンゴーが糖度20度といわれるなか、安納蜜嬉の糖度はなんと、40度~50度!兎に角あまい干し芋が食べたいという方にお勧めです。
玉乙女(たまおとめ)
繊維が少ないため柔らかい食感で、味はサッパリしていて甘さ控えめの品種です。玉豊の後継種とされていますが、まだまだ売られている所は少ないです。
ヘルシーレッド、ヒタチレッド
ニンジン(キャロメックス)とかけあわせた品種のため、オレンジ色の肉質が特徴のさつまいもです。酸味が強くベータカロチンが豊富でジュースなどにも利用されています。
おいもなのに人参の風味があるためとっても不思議な味で、ほんのりした甘みのため、ちょっと変わった干し芋が食べてみたいといった人にお勧めの品種です。
紫(むらさき)
アントシアニンを含んだ紫色のさつまいもです。スイーツの着色用としてよく用いられており、甘みは少ないですが見た目が綺麗な品種です。今日はいつもと気分を変えて!といった時にお勧めの品種です。
安納(あんのう)、紅姫(べにひめ)
あま〜〜い焼き芋として人気の安納芋、茨城では紅姫と呼ばれ干し芋にして販売されています。安納芋といえば種子島なのでおおくは種子島産(鹿児島)として販売されています。こちらも糖分が高いため、ネットリとした食感が特徴の品種です。最近はお菓子などに利用されており、「種子島産、安納芋使用」とパッケージに記載してアピールしていますが、基本的に安納芋は種子島産しかりません。
ほしこがね
2012年頃から栽培がスタートした新しい品種のお芋です。名前の通り、黄金色(こがねいろ)に輝く色味が特徴で、しつこくない上品な甘さです。
シルクスイート
中がクリーム色をしており、シルクスイートと呼ばれているように、絹のようにしっとり滑らかな舌触りが特徴です。上品な甘さで、これはさつまいも?といった今までにない味を堪能できます。
シルクスイートの干し芋紹介
ハマコマチ
人参芋と言われている種類の1つです。カロテン量が高く、肉色は鮮やかなオレンジ色をしています。人参のような甘みがする素朴な味の干し芋になります。
ハマコマチの干し芋紹介