三鷹駅の改札を入るとデパ地下のように目移りしたくなるような美味しそうなお店が沢山並んでいます。惣菜やデザート、スーパー紀伊国屋、無印用品、それとQBハウス、JINS・眼鏡もあります。そのなかで、職人のおじさんの写真がでかでかと飾られているお店があります。松蔵ポテト、このおじさんが松蔵なのだろうか?買って調べてみました。
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目次
松蔵ポテト
松蔵ポテトとは、デパ地下やエキナカにあるパン屋、ドンクのスイートポテト専門店です。
松蔵というのは、ドンクの製菓職長「井上松蔵」さんのことで、彼によって作られたスイートポテトを松蔵ポテトと言うそうです。
ドンクのサイトには、
「松蔵ポテト」のスイートポテトは、1949年、ドンクの製菓職長であった井上松蔵によって生まれました。帝国ホテルの製菓チーフをしていた井上松蔵の哲学は、「素材を厳選し、素材の特性を活かして美味しいお菓子を作ること」。一つひとつを丁寧に、心を込めて。
こんがりキツネ色に焼き上げるのも、もう半世紀以上も守られてきた名パティシエの教えです。太陽と土にありがとう
「松蔵ポテト」のスイートポテトに使われているさつまいもは、すべて本場、宮崎産。
やわらかで水はけのよい土壌でのびのびと根を伸ばし、さんさんと降り注ぐ太陽の光を浴びてまるまると育ちます。もうひとりのパティシエ
素材がいのちの「松蔵ポテト」にとって、信頼できる農家の方々は、もうひとりのパティシエです。
土の固さや湿り気具合、追肥や土寄せのタイミングなど、細やかな気配りを積み重ねて、美味しいさつまいもがうまれます。
さつまいもの本場は、鹿児島県、第二位は茨城県、宮崎県は第四位なので、本場?(笑)かどうかは分かりませんが、契約農家で作ったさつまいもを厳選し作られたスイートポテトだという事がよく分かります。これは期待大ですね。
出来れば何の品種か書いておいて欲しいのですが、宮崎だから、高系14号の宮崎紅でしょうか?
松蔵ポテト 三鷹アトレヴィ店の場所
アトレヴィ三鷹は、「改札外」、「改札外 北口」、「改札内」と三箇所に分かれています。松蔵ポテトは、改札口を入ってすぐ左手の改札内にお店があるので、定期、切符がない場合は入場券が必要です。
改札口はメインの改札口とアトレヴィ側改札口、2つありますが場所が近いので間違う事はないと思います。
住所 : 三鷹市下連雀3-46-1 JR三鷹駅構内 アトレヴィ三鷹 3F
TEL : 0422-56-0009
平日 : 08:00 ~ 22:30
日・祝 : 08:00 ~ 22:00
ちなみに都内には、目黒店、東武池袋店、西武池袋店、立川ルミネ店があるようです。
松蔵ポテトの商品
松蔵ポテトで売られている洋菓子は、メインのスイートポテトの他に、一口サイズのスイートポテト、ケーキ、デニッシュなどが売られています。
今回は、量り売りの 100g 238円のスイートポテトと、一口サイズのスイートポテトを購入してみました。
スイートポテトは、さつまいもの皮をそのまま器にしているので物により多さが結構異なり1つ150g〜200gくらいあります。「どのスイートポテトにしますか?」店員に聞かれましたが、見た感じ100g以下のスイートポテトは無いと思うので、1つ400円前後だと思っていた方が良いと思います。
一口サイズのスイートポテトは、ホームページを見ると
ポテコロ(130円)
ブッセラ(184円)
てまりポテト(130円)
ポテまろ(130円)
の4種類が紹介されていましたが、店員さんに聞いた所、ブッセラは扱っていないとのこと。この店舗だけだろうか?
ホームページに、「温めて食べる」方法と「冷やして食べる」方法が2つ書かれていたので、2つ購入してみました。後から食べて気づいたんですが1つが大きいので、半分に切って試せばよかったと思いました。1つでお腹いっぱいになるんで、特に女性の方は気をつけて下さい(笑)
全部で 1,213円でした。賞味期限は全て翌日までです。
一口スイートポテトの食レポ
ポテコロ
芋の味をものすごく感じられるスイートポテトですね〜。ラム酒が結構効いているので、もしかすると好みが別れるかもしれませが、個性があるスイートポテトだと思います。
てまりポテト
中を開けると、あんこかな???と思ったけれどお芋でした。これは紫芋を使っているのかな?見た目が和菓子のあんこ玉みたいなので甘すぎるのかな?と思いましたが、甘みが少ない紫芋を使っているからなのか甘味抑えめ。甘すぎるのが嫌いな人にはよいかもしれません。
ポテまろ
生クリームが入っているので舌触りがものすごく滑らか。あまり芋が主張しすぎて無いのがGOOD。これは飽きがこなさそうなので、一度に沢山食べるならこれが一番オススメかも。
基本的には、どれも似たようが商品で味も近かったのですが、芋男はポテコロが一番コーヒーにあってまた食べたいと思いました。
スイートポテトの食レポ
サイトには「スタッフおすすめのおいしく食べるこつ」というのが紹介されています。
温めて食べる
耐熱皿にスイートポテトをのせて電子レンジ(500W 60秒, 700W 45秒)で温めてからお召し上がり下さい。
※ラップ類は使用しないで下さい。
冷やして食べる
箱に入れたまま、冷蔵庫で冷やして(約1〜2時間)お召し上がり下さい!
※凍らせるとせっかくのおいしさが逃げてしまうので凍らせないようにご注意下さい。
ということなので、帰ってきてから冷蔵庫に入れていたスイートポテトを食べてみます。
まずは、表面のツヤが素晴らしいです。「うまそう!」と声に出ちゃいそうです。そしてさつまいもの皮をそのまま器にしているので、裏はいもの皮になっています。
食べてみると1つが大きいので、大味なんじゃないかと思っていましたが、とっても繊細で素朴な味です。きっと芋の味を引き出すようにあまり手を加えてない為だと思います。
原材料をみると、卵黄・牛乳・砂糖・バターということでベーシックなスイートポテト食材をうまく調子して作った食品添加物無しの味だと思いました。
コンビニとかで売っているスイートポテトは人工的な味がするけど、家庭で作ったスイートポテトの最高傑作といった感じの味ではないでしょうか。
まさにスイートポテトの王道。
次にチンして温めて食べてみました。テリが濃くなります。
やはり温めると、芋の匂いが強くなります。芋!!って主張がすごくスイートポテトではなくなります。芋の味を強く感じたい人は温めた方が良いかもしれないが、芋男は冷やしたほうが美味いと思いました。
芋男の評価
これは間違いない。