大学芋って美味しいですよね〜。大学芋は乱切りにして低温で揚げ、砂糖、蜂蜜などで絡めて、ごまをふりかけた料理ですが、油で揚げなければいけないので、家で作るのはちょっと大変なんだよねーと思っている方も多いのではないかと思います。今回私が食べたのは、サツマイモの一大産地茨城県のアンテナショップ、茨城マルシェのランチの野菜ビュッフェ(サラダバー)にある大学芋です。ランチを注文すれば野菜ビュッフェが無料で付いており食べ放題。茨城で生産された新鮮な野菜のサラダ、お新香、豆腐、そして大学芋も食べ放題なのです。
農地面積割合全国第一位、農業従事者全国第二位、関東のお野菜の供給地茨城県の野菜なら新鮮なこと間違い無し。
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しかし最初に冷水をかけさせて頂きます。この茨城マルシェ、リニューアル工事のため2018年3月31日(土)15時 に閉店します。再オープンは、半年後の9月末!この記事を書いた直後に読んだ方、秋までご辛抱を。2018年10月以降に読んだ方はラッキー!。もちろんリニュアルオープン後も私芋男も再訪問してレポート致します。
そもそも大学芋って芋の品種でもなければ調理方法でもありませんよね。
ウィキペディアの大学芋のページを見ると
大学芋という名は、大正から昭和にかけて、東京の神田近辺(学生街)で大学生が好んで食べていたため、ついたといわれる。また、昭和初期に帝国大学の学生が学費を捻出するためにこれを作って売ったのが名前の由来だという説もあるが、大学芋のメーカーである台東氷業(東京都台東区雷門)の話では、帝国大学の赤門の前に三河屋というふかしいも屋があり、大正初期に蜜にからめた芋を売ったのが大学生の間で人気を呼びこの名がついたという。三河屋は、1940年(昭和15年)まで門前で営業していた。また、早稲田大学のある高田馬場周辺が発祥であるともされる。
まあ、諸説あるようですが、兎に角大正時代くらいからみんなに好かれて食べられていたってことですね。サツマイモは、蒸したり煮たり焼いたりしても美味しいですが、油で揚げたこの大学芋は他の芋料理とはちょっと違い、なぜかいくらでも食べられてしまいます。あくまで芋男の個人的主観です。(笑)
とりあえず、茨城マルシェの場所はここを参考にして行って下さい。
ちなみに、茨城マルシェの隣には、セントル ザ・ベーカリー (CENTRE THE BAKERY)という行列が出来できる、食パンの専門店があります。1本(2斤)のパンが800円くらいで売られています。併設のカフェでは、出来立ての食パンを使ったサンドイッチ、フレンチトーストなどが人気です。一時間以上並ぶ覚悟がある方は、マルシェのついでに寄られてみては如何でしょうか?
入り口では黄門様がお出迎え。店の半分がレストラン、半分が茨城の特産品が売られています。
ランチメニューはこちら。あんこう鍋に奥久慈しゃも、常陸牛、常陸秋そばって茨城の美味いものばっかりのラインナップじゃないですか!
その中から選んだのは、ローズポーク 納豆とんかつ。そう芋の他に納豆も毎日食べるくらい大好きなのです。ちなみに茨城県は、豚肉も全国生産高第二位です。
そして、ローズポークとは?
ローズポークは、茨城が生んだ安全でおいしい銘柄豚肉です。茨城県が長年かけて造成した系統豚を利用した銘柄豚肉で、茨城県の県花「バラ」にちなんで名付けられたものです。厳しく選別・指定された生産農家が、やわらかく風味がある肉にするため、ローズポーク専用飼料で育てています。生産者も、飼養管理の内容もはっきりしていますから、美味しいうえにきわめて安全・安心な豚肉なのです。
え!薔薇食べて育った豚じゃないの?ちなみに食べ終わってから調べたので食べている時は、「これが薔薇食べて育った豚かー」と思って食べてました。(爆)
ディナーメニューには、鹿島灘のはまぐり、霞ヶ浦川海老、霞ヶ浦のレンコンなどもあるようです。
ご飯は、白米か二十一穀米が選べますが、私が行ってときは二十一穀米は終了してました...
注文後、まずは野菜ビュッフェのコーナーに向かいます。無料ということもあり種類は少ないですが、質は全て高いです。漬物、惣菜は自家製。ファミレスの野菜は、既にカットされたものをお皿に持っていますが、野菜はその都度カットして出していると思います。
ドレッシングは、お隣のショップでも売られているドレッシングで、どれをかけるや悩みます。
しかしここで注意が必要です。野菜ビュッフェが食べられるのは、11時~14時のみです。重要なのでもう一度言います。11時~14時のみ。平日同様、週末も野菜ビュッフェを食べることが出来ますが、必ず時間内に行って下さい。
そしてこの中にあった、行方市の紅あずまを使った大学芋がめっちゃ美味かったんです。
甘過ぎず、丁度いい塩梅。そもそも使っているサツマイモが美味くて甘いので、砂糖、蜂蜜を多く加える必要がないんだと思います。
ホント自然の甘みが感じられて最高です。これタッパに入れて持って帰りたい(笑)お惣菜として売っていたら買って帰ります。
もちろん、その他のお新香、惣菜も丁寧な味付けでどれも美味しかったです。
ビュッフェで若干腹も膨れてきた所で、ローズポーク 納豆とんかつがきました。そしてここで出されたのがソースでは無くて、茨城県の柴沼醤油醸造株式会社 キッコーショウ が作った紫峰(しほう)という醤油です。(写真左奥)え?醤油?と思いましたが。納豆に醤油をかけて食べるしトライしてみました。
なるほど!この醤油。とんかつ納豆に合う!!! これが普通の醤油だったら合わないと思いますが、この醤油に、だしやみりんを加えた板前醤油だから合うんですね。新体験です。ご馳走様でした。
日本橋の桜は満開でした。
芋男の評価
リニューアル後も絶対行きます。