最近スーパーに行くと、今まで芋男が意識していなかっただけなのか、紅はるか、安納芋、金時芋などいろいろな品種のサツマイモが売られています。今シーズン、いろんな品種のサツマイモで干し芋を作ってきましたが、まだまだ芋男が食べたことが無い品種も沢山あります。
このサツマイモの旬のシーズンに今まで食べたことが無いサツマイモを買ってみたいという衝動にかられて、いつもどおり銀座にある鹿児島県のアンテナショップ、かごしま遊楽館に行ってきました。
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現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷どん』のポスターもありました。
今回商品の棚に並んでいたお芋は、安納芋、シルクスイート、紅はるか、ハヤトイモでした。ハヤトイモ以外は食べたことがあったので、今回はハヤトイモだけを購入して、自宅に保存していた「紅はるか」と「紅あずま」を同時に使い味の食べ比べをしてみました。
目次
隼人芋(はやといも)とは
隼人芋は鹿児島県で作られてきた在来種で、カロテンを多く含んでいるため肉色がオレンジがかっているため別名「にんじん芋」とも呼ばれています。
芋を蒸す
干し芋の作り方は、いつもと同じ【簡単】干し芋の作り方レシピと同じ方法で作りました。
奥が「隼人芋」、真ん中が「紅はるか」、大きいため半分に切ったのが「紅あずま」です。
これで2時間ほど蒸します。
蒸した直後の隼人芋を食べてみると、なんだこれ!確かに芋というより甘い人参を食べているような感じがします。
この段階で芋の水分が少ない芋は干し芋に適してないと経験上分かってきたんですが、隼人芋は十分な水分があるので美味しい干し芋が出来そうな気がします。
綺麗にならべて1週間ほど天日干しします。写真を通して隼人芋が淡いオレンジ色なのが分かるかと思います。
隼人芋(はやといも)、紅はるか、紅あずまの食レポ
1週間干して出来た干し芋がこちら。
左から「隼人芋」、真ん中が「紅はるか」、右が「紅あずま」です。隼人芋は明らかにオレンジ色になりましたね。
まずは、隼人芋を食べてみます。
ん!!!!やはり、今まで食べたことがない干し芋の味です。干し芋の味なんですが、あまーーい人参を食べているような感じがします。これはちょっと衝撃の味です。
次は、紅はるか
美味しいですが、今シーズン何度も紅はるかを使って干し芋を作っているので安定の紅はるかといった感じでしょうか。美味い。
最後は、紅あずま
う!!!!!抜群に美味い!!!!!何だこれ!!!この紅あずま1カ月くらい放置していたんですが、上手くでん粉が糖分に変わってくれたのでしょうか?今まで自分が作った干し芋の中で一番美味いです。サツマイモは、収穫直後より、1カ月から2ヶ月ほど寝かせて、でん粉が糖分に変わるのを待った方が美味しくなります。業者は温度が安定した冷暗所を持っていますが、私は待ちきれないのですぐに干し芋にしてしまっていたんですが、やっぱり熟成させないとダメですね。
再度焼いて(チンして)食べてみました。
隼人芋は、鉄板焼きで焼いた甘い人参を食べているような味でした。(笑)紅はるか、紅あずまも、甘みが増して美味しかったです。
今回は大満足でした。
芋男の評価
干し芋好きは、是非隼人芋食べてみて下さい。
隼人芋
紅はるか
紅あずま