【簡単】干し芋の作り方レシピ

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干し芋って美味しいですよね。でも市販の干し芋ってちょっと高い。
しかし、干し芋って名前の通り、芋を干しただけの
商品なので味付けも必要なし!
ただ、蒸かして切って天日干し、するだけで出来てしまうのです。
でも美味しく、上手く作るには少しコツがいります。
それを紹介していきたいと思います。

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目次

作る時期

干し芋は、10月頃から出回り始め、4月頃までがシーズンです。
12月頃に出荷量が多くなるので12月くらいから数カ月がシーズン(旬の季節)です。
これは、さつまいもの植え付けが5〜6月に始まり9〜10月くらいに
収穫し、数カ月低温貯蔵してから干し芋を作るのでそのくらいの時期になります。
最大生産地の茨城県ひたちなか市の11月の平均気温が10度、湿度が50%くらいなので、
降水量が少なくなり、乾燥して寒くなり始めたら、干し芋を作る時期になります。

さつまいも選び


 
まず、スーパーでサツマイモを選ぶ際ときどんなサツマイモを選べば良いか?

一般的に知られているサツマイモとして、紅あずま、安納芋、鳴門金時など
最近はいろいろな種類のサツマイモが売られていますが、
市販で売られている、干し芋は皮が白い「玉豊」という品種で作られています。

しかし、白いサツマイモってスーパーで売られてないですよね?
よって通販、農協のスーパー、道の駅などで入手するしか無いのですが、
安心して下さい!美味しさに差はありますが、
どんなサツマイモでも干し芋に出来ます! 広告

スーパーでさつまいも1本100円くらいで売られている事を考えると、
割高に感じますが、自分で作ってみると、芋は乾燥して小さくなるので、
え?あれだけ作ったのにとなるので適宜多めに用意しましょう。

そして、美味しいサツマイモの見分け方ですが、
全体にふっくらと太く、持った時にずっしりと重みを感じるものが
美味しいサツマイモのサインです。
痩せて細い物やヒゲ根がたくさん残っているものなどスジが多いものが
多いので避けましょう。

さつまいもを熟成させる

早く作りたい場合は、熟成させなくても良いですが、
ジャガイモもサツマイモも芋は熟成させると甘みが増します。

干し芋業者はサツマイモを熟成させるために1〜2ヶ月低温倉庫等に
保管して熟成したものを使用しています。

しかし、サツマイモ(薩摩芋)と言えば鹿児島。
暖かいところで栽培されているので、冷蔵庫などのあまり温度が低いところで
保存していると痛んでしまいます。
もちろん冬に外に出して保存してはいけませんし、日光に当ててはいけません。

適温は、10〜15度の湿度が高いところと言われており、18度を超えると
発芽してしまいます。しかし家庭で温度を低温に保つのは大変なので、
新聞紙などで包んで部屋の暖房を入れない暗いところに置いとけば良いと思います。

もちろん、早く作って、食べたい!と思うのであれば買ってきてすぐに作っても構いません(笑)

さつまいもを洗う


 
サツマイモの皮には、抗酸化成分を含むアントシアニンやクロロゲン酸が
含まれていますが、実には含まれていません。

また、皮の部分には実よりも、カルシウム、ビタミンE、ビタミンCが多く
含まれています。そして何より皮があったほうが香ばしいです。

だから、たわしや食器用スポンジを使って皮まで食べれるように
綺麗に洗いましょう。

皮が嫌いな人向けに、芋を蒸す前に、皮をむいているレシピもあるようですが、
個人的には、べっちょとなるので皮付きで蒸した方が良いと思いますし、
蒸すと芋の皮はぺろっと簡単にむけます。

さつまいもを蒸す


 
蒸かし芋を作る場合は、だいたい20〜30分くらいで完成しますが、
干し芋の場合、1時間30〜2時間くらい蒸します。
芯まで蒸かされていないと、乾燥後にシロタという白い部分が多い干し芋が出来てしまいます。
こうなると、干し芋業者は商品にならないので、その干し芋は破棄されますが、
その部分の味は落ちますが、個人で食べる分には問題無いので
問題ないといえば問題ありませんが、美味しい干し芋を作るためには
十分芯の芯まで芋を蒸かして下さい。


 
竹串などで刺してみて、スーーと簡単に通るのが芋が蒸された目安です。

さつまいもを切る


 
干し芋には、サツマイモを平らに切った平干し、小さい芋をそのまま干した、
丸干し、短冊切りにした、角切り(スティックと呼ばれることもある)などがあります。
芋の切り方によって、食感が違うので、好みに合わせて切って下さい。
もちろん、薄く切れば薄く切った分だけ早く乾燥します。

切る場合は、繊維に沿って縦に切ります。
あまり太い包丁で切ると、糖分が多いサツマイモなどは包丁にべったと付いてしまうので
細い包丁があれば細い包丁を使って切って下さい。

さつまいもを干す

干し芋を干すには、竹製のざるが良いのですが、干していると鳩やカラスや食べれてしまう
心配があるので、ひもの干し網が最適です。
商品名としては、「乾物ネット」「万能干しネット」「干物ネット」 などで検索すると出てくると思います。


 


 

 
芋に糖分が多いとくっついてしまい洗うのが少し大変になるので、少し乾くまでキッチンペーパーの上に置くと良いです。
 

 
薄く切れば、最短で2〜3日で干し芋が完成しますが、
干し芋業者は、平干し、角切りは1週間、丸干しなどは2週間天日干しして出荷します。

基本的に夜も干しっぱなしで大丈夫ですが、雨に濡れてはいけないので、
天気が悪そうな場合は部屋干ししてください。

ベランダや庭が無い家は太陽が当たる窓際に干しても良いと思います。

干す日にちが長ければ長いほど硬い干し芋が出来るので、
好みの硬さを確認して、完成です。

右がシロタと呼ばれる、心まで蒸されなかった箇所です。
しかしシロタは、サツマイモの水分含量の低い部分に発生しやすいので、
いくら蒸かしても100%シロタを無くす事は不可能です。

夏に雨が少ないとシロタが多いサツマイモが出来やすいと言われるので、
どうする事も出来ません。
まあ、味は落ちますが、個人で食べるのでシロタが出来ても、問題ないといえば問題ないです。


小さい芋をそのまま干した丸干しです。
平干しより、干す時間がかかりますが、平干しより芋の香りが高く甘みをより感じることができます。

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大学を卒業後、独立系SI屋に就職、Linux関連の会社に転職後、干し芋好きが講じてこのサイトを作成。自分が実際に食べて美味しかった干し芋を紹介したいと考えています。