2017年(平成29年)さつまいも生産量、都道府県ランキング

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干し芋の全国生産量の9割以上が茨城県で生産されていますが、さつまいもの自体の生産量というと一番は茨城県ではありません。ではいったいどこが1位なのか紹介していきたいと思います。干し芋で有名な茨城県、静岡県はいったい何位なのか!!!

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2018年(平成30年)さつまいも生産量、都道府県ランキング

それではランキング発表です。

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第5位 徳島県 3万0,300トン 3.8%

鳴門金時が有名な徳島県が5位ランクインです。高系十四号の改良種として誕生した鳴門金時は、鳴門海峡に近くのミネラルを含んだ海砂のある地域
鳴門市(里浦町、大津町、大毛島)、川内町、松茂町、板野町などで栽培されています。

ちなみに、鳴門市里浦町では「里むすめ」川内町では「甘姫(あまひめ)」松茂町では「松茂美人(まつしげびじん)」というブランドの鳴門金時が生産されています。どれも同じ鳴門金時芋です。

中身が黄金色をしているので金時となずけられて、栗のようなホクホクとした食感が特徴です。生産シェア3.8%ですが、それ以上に見かける頻度があるし存在感がありますよね。

第4位 宮崎県 9万0,000トン 11.2%

宮崎県も高系十四号から更に選抜育成されたオリジナルブラン宮崎紅が有名です。白ハト食品工業のらぽっっぽが宮崎産のお芋を多くつかっていることでも有名ですよね。11.2% と徳島県3.8の3倍の生産量を誇るも、鳴門金時の方が有名な気がします。もっと頑張って宮崎県。

第3位 千葉県 10万1,200トン 12.5%

千葉県のブランドさつまいもを調べてみると、千葉県香取市栗源町の特産として「紅こまち」という品種があるそうですが、正直見かけたことが無い。(笑)他県がブランド芋を積極的にアピールするなか。第3位の生産高でも地味ではないでしょうか?

第2位 茨城県 17万4,900トン 21.7%

そして干し芋生産高第1位の茨城県がようやく登場です。紅あずまから選抜育成された紅こがねというブランド芋がありますが、こちらもそんなに有名では無いよね?そもそも茨城の干し芋販売店ではいろいろな品種の干し芋が売られているので、関東でよく売られている紅あずま以外の沢山の品種の芋が茨城県で生産されていると思います。

第1位 鹿児島県 28万2,000トン 34.9%

そして栄光の第一位は、薩摩芋というだけあって、薩摩の国、鹿児島県がどうどうの第一位。当然ですね。鹿児島県のブランド芋として有名な品種として、安納芋、種子島紫、紅さつまなどがあります。

しかし、昨年は、
鹿児島県 32万2,800トン 37.5%
茨城県 17万2,000トン 20.0%
だったので、茨城県が若干追い上げてきています。

順位 都道府県 収穫量 割合
第1位 鹿児島県 28万2000トン 34.9%
第2位 茨城県 17万4900トン 21.7%
第3位 千葉県 10万1200トン 12.5%
第4位 宮崎県 9万0000トン 11.2%
第5位 徳島県 3万0300トン 3.8%
第6位 熊本県 2万2300トン 2.8%
第7位 静岡県 1万0500トン 1.3%
第8位 大分県 7450トン 0.9%
第9位 高知県 7370トン 0.9%
第10位 埼玉県 5670トン 0.7%

参考
https://region-case.com/rank-h29-product-sweet-potato/

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大学を卒業後、独立系SI屋に就職、Linux関連の会社に転職後、干し芋好きが講じてこのサイトを作成。自分が実際に食べて美味しかった干し芋を紹介したいと考えています。