干し芋が大好きだけど何処にも売っていないって事ありませんか?
干し芋(乾燥芋)には、旬の季節があります。
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サツマイモの収穫時期
干し芋の原材料は言わずとしれたサツマイモですが、普段私達が蒸して食べている、紅あずまや高系14号とは違う皮が白い「玉豊」という品種が干し芋に利用されています。最近は、「紅はるか」や「安納芋」という品種を使った干し芋が多く流通するようになりましたが、昔から食べられている干し芋は殆ど「玉豊」から作られています。
サツマイモの植え付けは地域や芋の品種によって異なると思いますが、だいたい5〜6月に植え付けをして9〜11月くらいに収穫されます。
収穫後、10〜15度くらいの湿度が高い冷暗所に2週間くらい置くとサツマイモのでんぷんが糖化し、甘くて美味しいサツマイモになります。
収穫してすぐの干し芋を使って製造したものは、甘みが少なくパサパサした干し芋になってしまうのです。
ちなみに18度を超えると芋は発芽してしまうので、ご家庭で保存する時は土間や日の当たらない場所に保存します。
そして芋は本来暖かい地域で生産される野菜です。9度以下になると低温症で腐敗するので冷蔵庫には絶対入れないで下さい。しかし干し芋は冷蔵庫で保存しても大丈夫です。
干し芋の出荷時期
干し芋業者は9月頃から収穫したサツマイモを通常1〜2ヶ月以上保存し、糖化を促してから干し芋を作るので、収穫1ヶ月後に干し芋生産が始まります。
よってスーパーなどで多く見れるようになるのは10月からになります。
野菜情報サイト、野菜ナビのかんそういものページを見ると、
東京都中央卸売市場の干し芋の取扱量が10月から増え始め12月にピークを迎え4月頃から取扱量が減っていことが分かります。
しかし、サツマイモは長期保存が効きますし、寝かせることにより甘みも増すので大手の業者は定温保存の冷暗室で芋を寝かせて1年中出荷できる体制を取っています。
通常冬の空っ風が強い乾燥した中で天日干しをして干し芋を作りますが、最近はボイラーで乾燥しているところもあり年中生産が可能です。
しかし、春から夏にかけては流石に出荷量が減るので近所のスーパーなどでは買えなくなります。
オフシーズン(夏)に干し芋を食べる
もし春や夏に干し芋が食べたくなったら、芋男がお勧めしたいのは各都道府県が運営しているアンテナショップがお勧めです。
特に全国の干し芋の生産量の約90%を占める茨城県、薩摩芋の生まれ故郷、鹿児島県。そして干し芋発祥の地静岡県のアンテナショップに行くといつでも美味しい干し芋を購入する事が出来ます。アクセス方法は以下の芋男の記事を参照して下さい。
それ以外で売っている場所
しかしわざわざ都内まで出ていくのは面倒です。しかしここなら1年中売っています。
関東地方を中心に、中部地方、近畿地方に店舗を展開する食料品主体のスーパーマーケットチェーンです。冬場には、結構マイナーな厳選された干し芋が並びますが、定番商品は1年中売られています。
大手コンビニエンスストア、ローソンでは1年中干し芋が売られています。(商品製造過程の不具合により現在販売中止中です。)
大手コンビニエンスストア、セブン・イレブンも1年中干し芋が売られています。しかし全店舗で売られているわけではありません。無い場合は数店回ってみて下さい。
MUJIブランドの店舗・商品を展開する専門小売会社です。また西友、西武百貨店、阪神百貨店内のインショップでも無印商品が売られています。
高品質・Everyday Low Price OK オーケー
うちの近所のスーパーですw。関東近郊で 100店なので狭い地域です。大丸物産のやつ。他店舗は知りません。でも他のお近くのスーパーでも売っているかもしれません。